研究課題/領域番号 |
23790407
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
菰原 義弘 熊本大学, 大学院・生命科学研究部, 講師 (40449921)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 分子病理 / 癌 / マクロファージ / 細胞間相互作用 / グリオーマ / ATLL |
研究概要 |
腫瘍組織に浸潤するマクロファージは Tumor-associated macrophage (TAM)と呼称される。一般的に TAM は M2 マクロファージに偏倚し、血管新生を誘導するとともに腫瘍免疫を抑制することによって、腫瘍増殖をサポートしていると考えられる。本研究では、グリオーマ組織と成人 T 細胞白血病組織における TAM を解析し、双方の腫瘍組織内には多数の TAM が存在していることを明らかにした。特に CD163 陽性の M2TAM が多い症例ほど予後が悪いという観察結果が得られた。培養実験から、マクロファージ由来の C5a、TNF-a、GRO-a,IL-6、I-309 などが腫瘍細胞の活性化を誘導することが明らかとなった。
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