研究課題
若手研究(B)
本研究では、複数のKRAS下流分子の発現プロファイルをみることで、肺腺癌の悪性度を規定する分子基盤の一端を明らかにすることを目標とした。 先行研究でのマイクロアレイ解析で既に同定されているKRAS下流分子群の発現レベルを、KRAS導入細胞を用いて検証した結果、ほとんどの対象分子群で発現変動が確認され、マイクロアレイの結果の正当性が支持された。特に、ケモカイン3分子(CXCL7(PPBP)、CCL3、CXCL2)、S100分子群の発現解析を原発性肺癌病変で行い、KRAS変異肺癌で高発現している病変があることを確認した。また、蛋白質発現解析では、特にS100蛋白質群が、KRAS変異・高増殖活性型肺癌で高発現している傾向があった。
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