研究課題/領域番号 |
23790420
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
木村 徳宏 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (40445200)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 関節 / 軟骨 / 変形性関節症 / 細胞運動 / 細胞生物学 / 病理学 / 細胞・組織 |
研究概要 |
ヒト変形性関節症(OA)関節軟骨組織から単離・培養したOA軟骨細胞を用いて、monolayer wound assayにより遊走能を評価し、OA病態に関与するサイトカイン・増殖因子の遊走に与える作用を検討した。血小板由来増殖因子(PDGF)と血管内皮増殖因子(VEGF)が遊走を促進する一方、インターロイキン(IL)-1βとTGF-βには遊走抑制効果が観察された。VEGFによる遊走促進には、ERKによるシグナル伝達とMMPファミリー分子の発現誘導が関与しており、IL-1βによる遊走抑制にはプロスタグランジンE2の産生が関わっている可能性が示唆された。
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