研究課題/領域番号 |
23790461
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
寄生虫学(含衛生動物学)
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
長安 英治 宮崎大学, 医学部, 助教 (20524193)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 糞線虫 / フェロケラターゼ / ヘム合成 / 動物寄生線虫 / 遺伝子水平伝播 / 鉄付加酵素 / 寄生虫 / 線虫 / 寄生性線虫 / ヘム |
研究概要 |
線虫類はヘムを合成できないことが知られ、ヘム合成に必要な酵素遺伝子群も全て欠損するものと考えられてきた。しかしながら我々の行った糞線虫(動物寄生線虫)ゲノムを始めとする様々な線虫種ゲノムの解析により、いくつかの動物寄生線虫においてヘム合成の最終ステップを触媒する酵素であるフェロケラターゼ(FeCH)の遺伝子配列が見出された。 興味深いことに、線虫FeCHは動物界に広くみられる真核生物型のFeCHよりもむしろ細菌型FeCHに類似するアミノ酸配列上の特徴を示した。これらの動物寄生線虫においては、なんらかの必然性により未知の細菌からFeCH遺伝子が遺伝子水平伝播によりもたらされたことが示唆された。
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