研究課題/領域番号 |
23790501
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ウイルス学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
谷口 一郎 京都大学, ウイルス研究所, 助教 (00467432)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | RNA 核外輸送 / HIV-1 / Revタンパク質 / RNA核外輸送 / RNP / スプライシング |
研究概要 |
ヒト免疫不全ウイルスの 4-kb および 9-kb RNA は、ウイルスタンパク質の Rev を介して CRM1経路で核外へ輸送される。ところが、それらの RNA はキャップ構造を持つため、一般的な mRNAと同じ TAP 経路でも輸送される可能性が考えられた。それらの RNA の核外輸送において TAP 経路が利用されるかを、ウイルス RNA を発現する培養細胞で調べた結果、Rev が TAP の RNA 上へのリクルートを阻害することが示唆された。さらに Rev が、TAP と RNA とのアダプターであるAly とキャップに結合する CBC との結合を阻害することを明らかにした。 この活性により、TAP経路の誘導を抑制することが考えられた。
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