研究課題/領域番号 |
23790507
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ウイルス学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
岡林 環樹 大阪大学, 微生物病研究所, 特任准教授 (10359995)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | RS ウイルス / hTERT 導入ヒト正常細胞 / 自然免疫 / RSウイルス / hTERT導入ヒト正常鼻細胞 / hTERT導入ヒト正常鼻粘膜上皮細胞 / IFN-lambda |
研究概要 |
我々は「RSV感染ヒト鼻粘膜上皮細胞では、III型IFNであるIFN-λが優位に誘導される」ことを見出した。しかし、RSV感染小児鼻汁では、IFN-λとIFN-βに有意な差は認められなかった。鼻汁中に肺炎レンサ球菌の混在、ケモカインの産生を確認した。ビールの苦み成分「フムロン」が、RSV複製、ケモカイン産生を、また、抗菌薬「クラリスロマイシン」が、ケモカイン産生、肺炎レンサ球菌付着を、抑制した。これらの結果は、新しいRSV治療方針の可能性を示唆する。
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