研究課題
若手研究(B)
好酸球はアレルギーや喘息といった病態形成に深く関与していることが知られている細胞群である。しかし、これらの細胞群が消化管で果たしている役割については不明のままである。本研究では、炎症性腸疾患の発症において、好酸球が果たす役割について解析した。その結果、好酸球は、侵入した微生物の排除において一定の役割は果たすものの、炎症細胞ではなく、炎症性腸疾患の発症には深く関与していないことが示唆された。