研究課題/領域番号 |
23790565
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 京都大学 (2013-2014) 独立行政法人医薬基盤研究所 (2011-2012) |
研究代表者 |
岩江 荘介 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (80569228)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 再生医療 / 被験者保護 / 研究倫理審査 / 治療とする誤解 / 臨床研究における倫理的問題 / 治療であるとする誤解 / 研究倫理支援 / 研究倫理 / 医療倫理 / 研究ガバナンス / 再生医療研究 / インフォームド・コンセント / 社会的妥当性 / 包括的同意 / 倫理審査委員会 / インフォームド・コンセント / ヒトiPS細胞 / 自己決定権 / 公共の利益 / 社会的連帯意識 |
研究成果の概要 |
本課題の目的は、再生医療分野など先端医療技術の臨床応用で倫理的な問題となる「治療とする誤解」に注目し、同問題が発生する背景や、抑制するための施策について考察することである。研究期間においては、倫理審査委員会事務局の業務に携わった経験を活かし、インフォームド・コンセントや倫理審査の手続と、研究者の考えや行動、さらに被験者・患者の研究参加意識との関係に焦点を当てて考察した。 考察の結果、倫理的問題に制度として対応する姿勢と現場における実践として対応する姿勢の間にズレが存在しており、それが研究者行動だけでなく臨床研究におけるコミュニケーションにも少なからず影響を持ち得ることが分かった。
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