研究課題/領域番号 |
23790587
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 国立保健医療科学院 (2012) 立命館大学 (2011) |
研究代表者 |
白岩 健 国立保健医療科学院, 研究情報支援研究センター, 研究員 (20583090)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 医療経済評価 / 費用効果分析 / QALY / 生産性損失 / 二重計上 / 生産性費用 |
研究概要 |
本研究では、収入の減少が効用値に与える影響を調査するために、8つの健康状態について、3つの指示を記載してその効用値を得た。回答者は、パネルからランダムに抽出され、合計24のパターンから1つのパターンが割り付けられ、基準的賭け法と時間得失法によって評価を行った。 収入の減少は明らかに効用値の大きさに影響を与えていたが、その収入が保障されても効用値の値は変化しなかった。効用値に与える所得の変化は賃金の減少のみを反映しているわけではない。これらの結果からQALY の二重計上は無視できる程度のものであることが示唆された。
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