研究課題
若手研究(B)
β遮断薬ナドロールの体内動態に関与しうる薬物トランスポーターを同定するとともに、ナドロールが薬物トランスポーターを介する薬物相互作用の新たなインビボ指標薬となりうるかを検討した。ナドロールは複数の薬物トランスポーターの基質となり、臨床試験からはそれら薬物トランスポーターの阻害薬と併用することでナドロールの体内動態が顕著に変動することが明らかとなった。特に緑茶はナドロールの吸収を著しく阻害し、血中濃度および薬効を減弱させることがヒトにおいて初めて示された。これらの知見から、ナドロールが薬物トランスポーターのインビボ指標薬として有用であると共に、緑茶飲用に起因する新たな薬食相互作用が示された。
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