新規迅速遺伝子解析技術を用いたTSH受容体遺伝子変異診断法の臨床応用

• 研究課題/領域番号: 23790614
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 病態検査学
• 研究機関: 群馬大学
• 研究代表者: 常川 勝彦 群馬大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (30436307)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2012
• 研究課題ステータス: 完了 (2012年度)
• 配分額: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円); 2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円); 2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
• キーワード: 遺伝子変異 / 甲状腺 / TSH / TSH 受容体 / 遺伝子診断

研究概要

本邦のTSH不応症において高頻度に検出されるTSH受容体遺伝子(TSHR)のR450H変異は、日本人において新生児のみならず成人の甲状腺機能にも影響を及ぼしている可能性があり、この変異の検出は甲状腺機能低下症の原因診断として有用と考えられる。本研究では、新規迅速遺伝子解析技術であるSmartAmp法によるTSHRR450H変異の診断試薬を作製し、変異の頻度および甲状腺機能に及ぼす影響を解析した。

研究成果

• [雑誌論文] Association between accumulation of visceral fat and the combination of β3 adrenergic receptor Trp64Arg, β2 adrenergic receptor Arg16Gly and uncoupling protein 1 -3826A>G polymorphisms detected by Smart Amplification Process2 (2011)
  • 著者名/発表者名: Tsunekawa K, Yanagawa Y, Aoki T, Morimura T, Araki O, Ogiwara T, Kawai Y, Mitani Y, Lezhava A, Yanagawa M, Hayashizaki Y, Murakami M
  • 雑誌名: Endocr J 巻: 58 ページ: 1079-86
  • NAID: 10030392602
  • 査読あり
• [雑誌論文] Association between accumulation of visceral fat and the combination of .BETA.3 adrenergic receptor Trp64Arg, .BETA.2 adrenergic receptor Arg16Gly and uncoupling protein 1 -3826A>G polymorphisms detected by Smart Amplification Process 2 (2011)
  • 著者名/発表者名: Tsunekawa K, et al.
  • 雑誌名: Endocrine Journal 巻: 58 号: 12 ページ: 1079-1086
  • DOI: 10.1507/endocrj.EJ11-0148
  • NAID: 130004443674
  • ISSN: 0918-8959, 1348-4540
  • 査読あり
• [学会発表] 運動による耐糖能の変化に及ぼす2型甲状腺ホルモン脱ヨード酵素遺伝子多型の影響 (2012)
  • 著者名/発表者名: 常川勝彦、青木智之、森村匡志、荒木修、木村孝穂、荻原貴之、三谷康正、林崎良英、村上正巳
  • 学会等名: 第55回日本甲状腺学会学術集会
  • 発表場所: 福岡
  • 年月日: 2012-11-30
• [学会発表] 新規迅速遺伝子解析技術SmartAmp法を用いたTSH受容体遺伝子変異の解析 (2012)
  • 著者名/発表者名: 常川勝彦、青木智之、森村匡志、荒木修、荻原貴之、三谷康正、林崎良英、村上正巳
  • 学会等名: 第19回日本遺伝子診療学会大会
  • 発表場所: 千葉
  • 年月日: 2012-07-27
• [学会発表] 運動による耐糖能の改善効果に2型甲状腺ホルモン脱ヨード酵素遺伝子多型が及ぼす影響 (2012)
  • 著者名/発表者名: 常川勝彦、青木智之、森村匡志、荒木修、荻原貴之、川井雄輝、三谷康正、林崎良英、村上正巳
  • 学会等名: 第85回日本内分泌学会学術総会
  • 発表場所: 名古屋
  • 年月日: 2012-04-19
• [学会発表] 運動による耐糖能の変化に及ぼす2型甲状腺ホルモン脱ヨード酵素遺伝子多型の影響 (2012)
  • 著者名/発表者名: 常川勝彦
  • 学会等名: 第55回日本甲状腺学会学術集会
  • 発表場所: アクロス福岡
• [学会発表] 耐糖能の変化における2型甲状腺ホルモン脱ヨード酵素遺伝子多型と最大酸素摂取量の関連性の検討 (2011)
  • 著者名/発表者名: 常川勝彦、柳川美麿、青木智之、森村匡志、荒木修、荻原貴之、古田島伸雄、四方田幸 恵、三谷康正、林崎良英、村上正巳
  • 学会等名: 第58回日本臨床検査医学 会学術集会
  • 発表場所: 神戸
  • 年月日: 2011-11-18
• [学会発表] 日本人における2型甲状腺ホルモン脱ヨード酵素遺伝子多型の糖代謝に及ぼす影響 (2011)
  • 著者名/発表者名: 常川勝彦、青木智之、森村匡志、荒木修、荻原貴之、川井雄輝、三谷康正、林崎良英、村上正巳
  • 学会等名: 第84回日本内分泌学会学術総会
  • 発表場所: 神戸
  • 年月日: 2011-04-21
• [学会発表] 日本人における2型甲状腺ホルモン脱ヨード酵素遺伝子多型の糖代謝に及ぼす影響 (2011)
  • 著者名/発表者名: 常川勝彦、青木智之、森村匡志、荒木修、荻原貴之、川井雄輝、三谷康正、林崎良英、村上正巳
  • 学会等名: 第84回日本内分泌学会学術総会
  • 発表場所: 神戸国際会議場
• [学会発表] 耐糖能の変化における2型甲状腺ホルモン脱ヨード酵素遺伝子多型と最大酸素摂取量の関連性の検討 (2011)
  • 著者名/発表者名: 常川勝彦、柳川美麿、青木智之、森村匡志、荒木修、荻原貴之、古田島伸雄、四方田幸恵、三谷康正、林崎良英、 村上正巳
  • 学会等名: 第58回日本臨床検査医学会学術集会
  • 発表場所: 岡山コンベンションセンター
• [学会発表] 新規迅速遺伝子解析技術SmartAmp法を用いたTSH受容体遺伝子変異の解析
  • 著者名/発表者名: 常川勝彦
  • 学会等名: 第19回日本遺伝子診療学会大会
  • 発表場所: 三井ガーデンホテル千葉
• [学会発表] 運動による耐糖能の改善効果に2型甲状腺ホルモン脱ヨード酵素遺伝子多型が及ぼす影響
  • 著者名/発表者名: 常川勝彦
  • 学会等名: 第85回日本内分泌学会学術総会
  • 発表場所: 名古屋国際会議場
• [図書] 標準臨床検査学 臨床医学総論 (2013)
  • 著者名/発表者名: 常川勝彦
  • 総ページ数: 418
  • 出版者: 医学書院
• [図書] 標準臨床検査学臨床医学総論 (2011)
  • 著者名/発表者名: 常川勝彦
  • 総ページ数: 418
  • 出版者: 医学書院