研究課題/領域番号 |
23790637
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
疼痛学
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
神 可代 弘前大学, 医学部附属病院, 医員 (60422060)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | そう痒 / 表皮 / エンドセリン / レセプター / シグナル |
研究概要 |
エンドセリンは血管内皮細胞が産生する強力な血管収縮ペプチドである。申請者のグループも近年集中しエンドセリンの研究を行い、表皮細胞の産生するエンドセリンがメラノサイトとETRに結合し、最終的に転写因子であるMITFに働き色素増強に導くことを明らかにしている。表皮の変化を伴う皮膚疾患、たとえば、湿疹、アトピー性皮膚炎、痒疹、紅皮症、日光皮膚炎では、抗ヒスタミン剤の効果はほとんどなく、そう痒のコントロールに非常に苦慮する。本研究の目的は、表皮の変化を伴うそう痒性疾患でのそう痒へのエンドセリンの関与を明らかにし、そう痒に対する新しい治療戦略を確立することにある。今回の研究の結果では、エンドセリンがそう痒に関連する結果が得られたが、結果が不十分であり、さらなる研究の継続の重要性が示唆された。
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