研究課題
若手研究(B)
樹立した抗インフルエンザウイルス(Flu)ヒト型抗体5A7はB型Fluの膜タンパク質HAの高保存領域を認識し、広域に中和能を示した。マウス感染実験においても治療効果を示したことよりペプチドワクチンの候補になり得ると考えられた。またHAの抗原決定基Sbを認識する中和抗体5E4を用いて2009年パンデミックFluの変異を追跡した。選択圧によるSb基の抗原変異と遺伝子変異の有意な増加が確認された。GenBankの配列比較から世界的にもSb基の変異株が増加しており、次節ワクチン製造にはSb基の変異を考慮に入れる必要があることが示唆された。
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PLoS PATHOGENS
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http://virology.biken.osaka-u.ac.jp/index.php