研究課題/領域番号 |
23790671
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
衛生学
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研究機関 | 東京農工大学 (2012-2013) 酪農学園大学 (2011) |
研究代表者 |
石原 加奈子 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 講師 (60515849)
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研究協力者 |
田村 豊 酪農学園大学, 獣医学部, 教授 (50382487)
岩崎 利郎 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (50262754)
鬼頭 克也 岐阜大学, 応用生物科学部, 教授 (80270974)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 感染予防 / MRSA / 疫学解析 / 遺伝子型 / SCCmec / 薬剤耐性 / CNS / 獣医療 / 予防因子 / 分子疫学 |
研究概要 |
民間動物病院や大学付属動物病院の獣医師のMRSA保菌率は高かったが(23%または12%)、彼らに接触した犬のMRSA保菌率は1% (3/292)と低かった。しかし、犬由来MRSAの遺伝子型は、同じ動物病院の獣医療スタッフ由来MRSAの遺伝子型と共通で、動物病院内での伝播が推察された。獣医療由来MRSAの遺伝子型は、ST5-spa t002-SCCmec IIが最も多く、日本の院内感染型と同じであった。 獣医師らの衛生対策とMRSA保菌の関連を解析したが、MRSAの予防因子は特定できなかった。診療時の1頭ごとの手洗い等の実施率自体が低く、獣医療における衛生対策の改善が必要と考えられた。
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