研究課題/領域番号 |
23790744
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
清水 孝洋 高知大学, 教育研究部医療学系, 准教授 (00363276)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 脳内大麻 / エンドカンナビノイド / 2-アラキドノイルグリセロール / カンナビノイドCB受容体 / 中枢性交感神経ー副腎髄質系 / グルタミン酸神経系 / 視床下部室傍核(PVN) / ストレス / 交感神経―副腎髄質系 / 中枢性交感神経―副腎髄質系 / 視床下部 / PVN / アラキドン酸 / モノアシルグリセロールリパーゼ / NMDA受容体 |
研究概要 |
ストレス反応に関与する交感神経―副腎髄質(SA)系の脳内賦活制御機構を脳内エンドカンナビノイド(eCB、所謂脳内大麻)の2-アラキドノイルグリセロール(2-AG)及びSA系賦活制御中枢の視床下部室傍核(PVN)に着目して解析した。結果、(1)SA系賦活に関与する新たな脳内プロスタノイド産生機構を2-AGとの関連で明らかにした。(2)PVN性のSA系賦活反応に対し脳内eCBが抑制性に作用し、その作用がPVNへ入力する脳内グルタミン酸(Glu)神経に対する前シナプス性のGlu遊離抑制による可能性を明らかにした。以上の成果よりストレス関連疾患に対し脳内大麻が新たな治療標的となる可能性が示唆された。
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