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ヒトIPMN由来異形膵管を用いた膵癌発症リスク評価とIPMNの生物像の解明

研究課題

研究課題/領域番号 23790759
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 消化器内科学
研究機関国際医療福祉大学 (2012)
旭川医科大学 (2011)

研究代表者

小泉 一也  国際医療福祉大学, 大学病院, 講師 (40396370)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
研究課題ステータス 中途終了 (2011年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード癌 / 臨床 / 薬剤反応性 / 化学療法 / 膵臓 / 遺伝子改変マウスモデル
研究概要

本研究では膵管内乳頭粘液性腫瘍(以下IPMN)患者より採取された異形膵管から初代培養細胞を樹立し、これを用いた発癌リスク診断ならびにIPMNの生物像解明に必要な評価系を確立することを目的とした。外科切除された新鮮標本を用いIPMN腫瘍部(嚢胞壁や結節状隆起)より径2-3mm大の組織片を採取し、酵素処理後に3次元培養を行い、コロニー形成能を有するEpCAM陽性膵異形腺管を得た。これらの異型腺管の多くは、Matrigelやコラーゲンゲル内で、2-3週間にわたり維持可能で、浸潤性IPMNの一部の症例において、ex vivoでの増殖が可能であった。また、MMC処理により不活化したマウス線維芽細胞Swiss-3T3細胞をfeederとして、IPMN由来の異型腺管を播種すると、monolayerに増殖するコロニー形成ならびに継代培養が可能であった。これらの培養細胞の一部は、免疫不全マウス(NOG)への皮下および同所移植により、由来する腫瘍とよく類似した組織像を呈するmassを形成したため、IPMNの生物像を詳細に解析しうるモデルが得られたと考えられた。なお研究2年目である平成24年度9月に所属機関の異動があり、以後の培養実験はマサチューセッツ総合病院消化器科との共同研究として行い、現在も共同研究者のもとで継続されている。また、平成25年4月に研究代表者本人が民間医療機関へ人事異動となったことに伴い、当初3年間の計画で申請していた研究期間を平成24年度末をもって中止とし、平成25年度の研究助成金交付の取消し手続きを行った。

報告書

(2件)
  • 2012 実績報告書
  • 2011 実施状況報告書

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公開日: 2011-08-05   更新日: 2019-07-29  

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