研究課題
若手研究(B)
我々は膵臓癌に対して spectral karyotyping (SKY)法、fluorescence in situ hybridization (FISH)法を用いて網羅的染色体転座の解析を行った。 その中で高頻度に染色体異常を認めた部位の一つである 8p12 に位置する NRG1 が膵臓癌において,その融合遺伝子の存在していると考え ,ゲノムアレイ法および bubble PCR 法を用いて 解析を行った。t(8;17)(p11.2;q23)、t(8;18)(p23;q12)を有した細胞株 A と t(7;8)(q11.2;p11.2) i(8q)を有した細胞株 B について、細胞株 A ではエクソン1の近傍に、一方、細胞株 B での切断点は、エクソン 9 から 17 の間に切断点が存在することを明らかにした。現在更なる解析を行い融合遺伝子の探索を進めている。
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Int J Colorectal Dis
巻: 28 ページ: 49-56
Progress in Medicine
巻: 32 ページ: 2509-2515
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