研究課題
若手研究(B)
気管支喘息において気道炎症によって誘導された単球由来樹状細胞(iDC)が如何なる働きをするのかは不明であった。本研究者は1)Th2細胞依存的炎症によって誘導されるiDCがM2マクロファージのマーカーであるarginase1等を強く発現すること、2)その発現は内在性STAT6に依存することを示し、iDCは炎症環境によって性質が制御されていることを明らかにした。さらにTh2細胞依存的炎症によって誘導されたiDCは気道炎症とは独立して気道過敏性の誘導に重要な働きをすることを明らかにした。
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