研究課題
若手研究(B)
非感染性肺障害は炎症性サイトカインの過剰産生により致死的な病態となりうることから、肺サーファクタント蛋白質A(SP-A)の肺保護作用の検討を本研究の目的とした。SP-A欠損マウスを用いた検討で、ブレオマイシンの経気道投与により、生存率の低下、気管支肺胞洗浄液中の細胞数の増加、炎症性サイトカインの増加を認めた。SP-Aはブレオマイシンに直接強く結合し、ブレオマイシンとToll様受容体との結合を阻害し、自然免疫機構を制御すると考えられた。
すべて 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (6件)
J Biol Chem
巻: 287(18) ページ: 15034-43
Journal of Biological Chemistry
巻: 印刷中