研究課題/領域番号 |
23790919
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
植松 崇之 北里大学, 北里大学メディカルセンター, 上級研究員 (90414060)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 自然免疫 / 肺炎 / インフルエンザウイルス / ウイルス / 感染症 / シグナル伝達 / 免疫学 |
研究概要 |
ITAM関連受容体の下流でNF-kBを活性化するアダプター分子として知られるCARD9のインフルエンザウイルス(IFV)感染における役割を解明すべく、CARD9欠損マウスを用いた感染実験を実施した。その結果、IFV感染に伴う自然免疫の過剰な活性化に、主に樹状細胞におけるCARD9シグナルを介した自然免疫応答機構が関与し、CARD9欠損マウスでは野生型マウスに比較してIFV感染後の生存率が有意に改善し、インフルエンザ肺炎に付随する炎症性サイトカインの過剰産生や肺組織障害の発生などの臨床的症状が軽減することが明らかとなった。
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