研究課題
若手研究(B)
インクレチンホルモンとして、GLP-1 と GIP が存在する。インクレチン関連薬の肺傷害における有効性を明らかにするため、培養細胞や、肺組織を用いて GLP-1 及び GIP 受容体の発現、GLP-1 受容体アゴニストである exendin-4 の効果を検討した。培養細胞ではインクレチン受容体の発現は認めず、exendin-4 の有効性も確認できなかった。しかしながら肺組織の II 型肺胞上皮細胞では GLP-1 受容体の発現を認め、特に肺線維症患者の肺胞上皮細胞では高度に発現していた。インクレチンの肺線維症病態への関与が示唆された。
すべて 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (3件)
Respiratory Research
巻: 14 号: 1 ページ: 30-39
10.1186/1465-9921-14-30
Oncoimmunology
巻: 1(5) ページ: 630-641
巻: 1 号: 5 ページ: 630-641
10.4161/onci.20297