研究課題/領域番号 |
23790925
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
呼吸器内科学
|
研究機関 | 東邦大学 |
研究代表者 |
木村 聡一郎 東邦大学, 医学部, 助教 (60408870)
|
研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 感染症 / 緑膿菌 / 肺炎 / マウス / Quorum sensing / cyclic di-GMP / c-di-GMP / バイオフィルム / 病原性 |
研究成果の概要 |
近年、病原細菌の薬剤耐性化が深刻な問題となっており、治療の難渋化や医療経済の悪化を招いている。よって既存の抗菌薬療法とは異なるコンセプトを基に、治療・予防戦略を執ることが急務となっている。そこで本研究では、抗菌薬の“殺菌性”に着目するのではなく、宿主の病態に大きく関わる細菌の“病原性”を抑制することによる新たな治療法を提案することを目的とし種々の検討を加えた。その結果、既存の抗菌薬であるアジスロマイシンは緑膿菌の生育を抑制する抗菌薬であるが、低濃度で使用することにより病原性制御機構(cyclic di-GMPシグナル伝達機構)を抑制することがわかった。
|