研究課題
若手研究(B)
共生細菌の存在が制御性T細胞の誘導を介してアレルギー性気道炎症を抑制する可能性を示すことはできなかった。しかし、転写因子Blimp-1に関してアレルギー性気道炎症での役割を検証したところ、好酸球性炎症の促進、リンパ球浸潤と組織の線維化の抑制に関与することが示された。Blimp-1は新たな制御性T細胞であるLAG3+Tregで発現亢進が確認されており、アレルギー性気道炎症においてLAG3+Tregが何らかの役割を発揮する可能性が考えられた。