研究課題
若手研究(B)
本課題は、転写因子Egr2発現を特徴とするCD4+CD25-LAG3+制御性T細胞(以下、LAG3Treg)による自己反応性B細胞制御機構の解明を目的とした。本課題において、全身性エリテマトーデス(SLE)モデルMRL/Faslprマウスの病態が、コントロールMRL/+マウスより回収したLAG3Tregの養子移入により著しく改善されることを確認した。LAG3TregによるB細胞抗体産生抑制機序はEgr2発現に依存性であり、Fas/FasLおよび、PD-1/PD-L1相互作用を介していた。LAG3Tregによる抑制メカニズムを明確にしたこれらの成果は、SLEを始めとする自己抗体産生を介した自己免疫性疾患の新規免疫抑制療法開発の一助となると考えられた。
すべて 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (10件) (うち査読あり 8件) 学会発表 (8件) 図書 (1件) 備考 (2件)
Jpn J Clin Immunol
巻: 36(1) ページ: 40-6
JAK-STAT
巻: 2:2
Eur J Immunol
巻: undefined 号: 4 ページ: 1063-73
10.1002/eji.201242942
Ann Rheum Dis
巻: 72 号: suppl 2 ページ: 1-8
10.1136/annrheumdis-2012-202341
巻: 2 ページ: 1-3
巻: 36 ページ: 40-46
Clin Endocrinol (Oxf)
巻: 79 号: 1 ページ: 35-42
10.1111/cen.12121
巻: 71 号: Suppl 2 ページ: 96-100
10.1136/annrheumdis-2011-200588
Arthritis Res Ther
巻: 13 号: 6 ページ: 1-12
10.1186/ar3520
J Biomed Biotechnol
巻: 2011 号: 1 ページ: 463412-463412
10.1155/2011/463412
http://plaza.umin.ac.jp/areriu18/index.html
http://plaza.umin.ac.jp/areriu18/project.html