研究課題/領域番号 |
23791164
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
藤澤 泰子 浜松医科大学, 医学部附属病院, 助教 (40402284)
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研究協力者 |
岩原 邦宏 浜松医科大学医学部, 検査部
中川 祐一 浜松医科大学医学部, 小児科
MATSUMURA Davis Fumio University of California
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 栄養 / 脂肪細胞 / 母乳 / 小児肥満 / DOHad / DOHaD / 脂肪細胞分化 / SCD1 / 小児栄養 / 生理活性脂質 / 脂肪酸 / 脂質生物学 |
研究成果の概要 |
本研究によって、母乳脂質に、標準的な脂肪細胞分化誘導剤がなくても前駆脂肪細胞を分化誘導誘導する作用があること、母乳脂質により分化誘導された脂肪細胞は最終的に成熟脂肪細胞にまで分化すること、が明らかとなった。本研究ではさらに質量顕微鏡による脂肪滴の主な構成成分である中性脂肪の解析に着手した。細胞培養サンプルの調整法を確立したが、脂質局在の解析にはより詳細な条件設定が必要である。脂肪細胞は主に前駆脂肪細胞の段階で数を増やし分化後の成熟脂肪細胞は活発な増殖をしない。本研究成果は、母乳が生後早期の児における前駆脂肪細胞を積極的に成熟脂肪細胞に誘導し脂肪細胞数の増加を抑制している可能性を示すものである。
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