研究課題/領域番号 |
23791219
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
胎児・新生児医学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
徳力 周子 福井大学, 医学部, 助教 (60510237)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 未熟児医学 / 慢性肺疾患 / 酸化ストレス / カルボキシヘモグロビン / メトヘモグロビン |
研究概要 |
早産児における気管支肺異形成(BPD)発症の予測に、CO 生成のマーカーである CO-Hb、NO 生成のマーカーである Met-Hb の変動が利用可能であるかどうかを検討した。中等度~重度 BPDを発症した児は生後 5~7 日の CO-Hb 値が軽度 BPD または BPD を発症しなかった児と比較して有意に高値であった。また、酸化ストレスマーカーである尿中 AOPP、8-OHdG も中等度~重度 BPD発症児では生後 5~7 日に高い傾向を示した。出生後早期の CO-Hb 値上昇は酸化ストレスによるヘムオキシゲナーゼ 1(HO-1)誘導を反映しているものと推察され、中等度以上の BPD 発症を早期予測するマーカーとして有用であると思われる。
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