研究課題/領域番号 |
23791227
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
胎児・新生児医学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
栃谷 史郎 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 助教 (90418591)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 先天異常学 / 神経前駆細胞 / 発生・分化 / 脳発達障害 / エタノール / GABA_A受容体 / 神経幹細胞 / GABAA受容体 / 大脳新皮質 / 細胞分化 / 大脳皮質 / 催奇形性 |
研究概要 |
麻酔薬等に用いられる GABAA受容体作動薬への胎児期曝露は時に器質的変化を伴う脳機能障害を引き起こす。本研究の結果、GABAA受容体作動薬への曝露により、神経上皮細胞からラジアルグリアへの変化、神経前駆細胞が生み出す細胞種などが影響を受けることが明らかになった。これらが GABAA受容体標的薬の催奇性の基礎となる可能性が示唆された。また、マウス発生初期には GABAA受容体のリガンドとしてタウリンが主に機能していることも明らかになり、このGABA が少ない発生時期には大脳新皮質は GABAA受容体作動薬への感受性がより強い可能性が示唆された。
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