環境化学物質レセプターAhRがアトピー性皮膚炎に果たす役割の解明

• 研究課題/領域番号: 23791262
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 皮膚科学
• 研究機関: 信州大学
• 研究代表者: 小川 英作 信州大学, 医学部, 助教 (20451586)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2012
• 研究課題ステータス: 完了 (2012年度)
• 配分額: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円); 2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2011年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
• キーワード: Ahr / アトピー性皮膚炎 / AhR

研究概要

aryl hydrocarbon receptor (AhR)を過剰発現させたマウス培養表皮細胞とトランスジェニックマウスを用いて、皮膚炎を惹起させる因子として、炎症性サイトカインが関与しているということが DNA マイクロアレイを用いて検討をつけた。さらに、AhR のアクチベーターを添加しても、炎症性サイトカインが上昇することが分かった。 AhR が活性化すると炎症性サイトカインが上昇し、皮膚に炎症を惹起することが分かった。

研究成果

• [雑誌論文] Epidermal-type FABP is a predictive marker of clinical response to systemic treatment and ultraviolet therapy in psoriatic skin lesions. (2012)
  • 著者名/発表者名: Miyake, T., Ogawa, E., Mikoshiba, A., Kobayashi, A., Hosoe, H., Kashiwabara, S., Uhara, H., Owada, Y. and Okuyama, R.
  • 雑誌名: J Dermatol Sci 巻: 68 号: 3 ページ: 199-202
  • DOI: 10.1016/j.jdermsci.2012.09.002
  • 査読あり
• [雑誌論文] Assessment of BRAF and KIT mutations in Japanese melanoma patients (2012)
  • 著者名/発表者名: Ashida A, Uhara H, Kiniwa Y, Oguchi M, Murata H, Goto Y, Uchiyama A, Ogawa E, Hayashi K, Koga H, Okuyama R
  • 雑誌名: J Dermatol Sci 巻: 66 号: 3 ページ: 240-242
  • DOI: 10.1016/j.jdermsci.2012.03.005
  • 査読あり
• [学会発表] 乾癬の治療に TNFα阻害薬を投与中に掌蹠膿疱症様皮疹を生じた2例 (2012)
  • 著者名/発表者名: 小川英作
  • 学会等名: 第27回日本乾癬学会
  • 発表場所: 新潟
  • 年月日: 2012-09-07
• [学会発表] 中枢神経浸潤した Peripheral T-cell Lymphoma, not otherwise specifiedの1例 (2012)
  • 著者名/発表者名: 小川英作
  • 学会等名: 第111回日本皮膚科学会
  • 発表場所: 京都
  • 年月日: 2012-06-01
• [学会発表] 乾癬の治療にTNFα阻害薬を投与中に掌蹠膿疱症様皮疹を生じた２例 (2012)
  • 著者名/発表者名: 小川英作
  • 学会等名: 第27回日本乾癬学会
  • 発表場所: 新潟
• [学会発表] 中枢神経浸潤したPeripheral T-cell Lymphoma, not otherwise specifiedの１例 (2012)
  • 著者名/発表者名: 小川英作
  • 学会等名: 第111回日本皮膚科学会
  • 発表場所: 京都