研究課題/領域番号 |
23791296
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
植田 郁子 関西医科大学, 医学部, 助教 (80452100)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2013-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | サルコイドーシス / BAFF / B細胞 / 単球 / 自己抗体 |
研究概要 |
サルコイドーシス患者の血中BAFF濃度を測定し、臨床症状との相関について検討した。患者の血清中BAFF濃度は健常人と比べ有意に上昇し、BAFFの血中濃度が高い患者では、皮膚と眼症状が有意に高頻度にみられること、BAFFの濃度と病勢を反映するアンギオテンシン転換酵素、リゾチームに正の相関がみられることから、BAFFの血中濃度がサルコイドーシスの疾患活動性のマーカーとなりうることが示唆された。ヒト単球を単離しIFN-γで刺激したところ、膜型BAFFの発現及び可溶性BAFFの分泌が誘導された。さらに肉芽腫におけるBAFFの局在を免疫組織染色により検討したところ、類上皮細胞がBAFFを発現していた。
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