研究課題
若手研究(B)
【目的】末梢血白血球中の複数の遺伝子発現パターンを利用したうつ病の診断バイオマーカーの検討を行った。【対象・方法】25名の未治療のうつ病患者と性・年齢をマッチさせた25名の健常対照者を対象とし、40の候補遺伝子の遺伝子発現パターンに基づいて、うつ病と健常対象者を弁別することを試みた。【結果】うつ病で有意に発現量の変化が認められた13の遺伝子の発現量を用いてMDD-scoreを算出し、うつ病と健常対象者との弁別を試みたところ、感度:72% , 特異度:84%で両者を弁別することが可能であった。【考察】うつ病診断におけるバイオマーカーとして末梢血白血球の遺伝子発現パターンが利用できる可能性を示すものである。
すべて 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (10件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (9件)
Parkinsonism Relat Disord
Neuromolecular Med
巻: 15 ページ: 95-101
精神科
巻: 22 ページ: 50-54
Clin Psychopharmacol Neurosci
巻: 10 ページ: 185-189
臨床精神薬理
巻: 15 ページ: 1451-1459
精神科治療学
巻: 27 ページ: 59-65
巻: 10 号: 3 ページ: 185-189
10.9758/cpn.2012.10.3.185
Hum Psychopharmacol
巻: 26 号: 4-5 ページ: 358-363
10.1002/hup.1215
巻: 18 ページ: 499-505