研究課題/領域番号 |
23791419
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
高階 正彰 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任助教(常勤) (10392010)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 核反応モデル / 放射化 / 粒子線治療 / モンテカルロシミュレーション / 核反応模型 |
研究成果の概要 |
粒子線治療において粒子線が患者体内や装置内の原子核と反応して2次中性子が発生したり放射化が起こる。それをシミュレートする核反応模型について、従来使用されているもの(QMD)よりも理論的正当性が高い模型(AMD)を用いてシミュレーションの高精度化が可能かどうかを調べた。結果、実験データが存在する反応のほとんどに関してはAMDとQMDは同程度の精度を持っていることが分かった。ただし、12C+12Cの反応における中性子生成断面積はAMDの方がよいと考えられる結果が得られた。今後は中性子遮蔽計算に必要となる、軽い重イオンどうしの中性子生成反応に絞って計算データベースを作る方針である。
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