研究課題
若手研究(B)
日本大学電子線利用研究施設ではパラメトリックX線照射が利用可能で、現在放射源としてシリコン完全結晶が採用されている。将来の臨床応用を考慮すると高エネルギーが必要で、ダイヤモンド結晶の利用が有利と考え、実験を行った。その結果、従来のシリコン結晶では達成していない最高X線エネルギー61keVでのPXRの発生およびX線取得を達成した。124I-HPPHは光線力学療法に対して開発されているが、124I-HPPH合成の中間産物である非放射性ヨード化合物127I-HPPH(717)が新たな放射線増感剤として使用可能か、T24ヒト膀胱癌細胞株を用いて実験を行った。その結果、腫瘍径の増大抑制が認められた。
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Journal of Nihon University Medical Association
巻: 72(4) ページ: 212-219
J.NIHON Univ.Med.Ass
巻: 72 ページ: 212-219
http://www.pasj.jp/cgi-bin/meetings/pasj10/pdf_get.cgi?SUP1%2FSUP111%2FSUP111.pdf