研究課題
若手研究(B)
細胞致死におけるLET-RBE(生物学的効果比)関係とLET-OER(酸素増感比)関係を求めると、CHO細胞とHR関連遺伝子変異株である51D1細胞では照射時の酸素の有無にかかわらず、LET値が200keV/um付近で最大のRBE値を示した。しかし、NHEJ関連遺伝子変異株であるxrs6細胞では、RBE値のピークは観察されなかった。一方、OERのLET依存性は低LET領域においては、51D1細胞が他の細胞株に比べて小さいOER値を示した。細胞致死に対する間接作用の寄与を調べると、CHO細胞と51D1細胞は放射線感受性が大きく異なるものの、間接作用の寄与率は全てのLET領域でほぼ同程度であった。
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