病的肥満症・単純性肥満の原因解明:胃グレリン細胞と食欲・体重増加との関係

• 研究課題/領域番号: 23791483
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 外科学一般
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 宮崎 安弘 大阪大学, 臨床医工学融合研究教育センター, 特任研究員 (00571390)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2012
• 研究課題ステータス: 完了 (2012年度)
• 配分額: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円); 2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
• キーワード: 代謝栄養外科学 / 胃十二指腸外科学

研究概要

病的肥満患者は非肥満患者より血中グレリン値は低いが,胃内グレリン細胞数は多いことが見出された。また,グレリン細胞数は肥満手術(袖状胃切除術)効果と関連していた。肥満患者では血中グレリン値はフィードバックの結果を見ている可能性があり,胃内グレリン発現状況は,より正確な個別グレリンプロファイルを現している可能性が示唆された。

研究成果

• [雑誌論文] Mapping analysis of ghrelin producing cells in the human stomach associated with chronic gastritis and early cancers (2012)
  • 著者名/発表者名: Takiguchi S, Adachi S, Yamamoto K, Morii E, Miyata H, Nakajima K, Yamasaki M, Kangawa K, Mori M, Doki Y
  • 雑誌名: Dig Dis Sci 巻: 57(5) ページ: 1238-46
• [雑誌論文] Clinical trial of ghrelin synthesis administration for upper GI surgery (2012)
  • 著者名/発表者名: Takiguchi S, Hiura Y, Miyazaki Y, Takata A, Murakami K, Doki Y
  • 雑誌名: Methods Enzymol 巻: 514 ページ: 409-31
• [雑誌論文] Mapping analysis of ghrelin producing cells in the human stomach associated with chronic gastritis and early cancers. (2012)
  • 著者名/発表者名: Takiguchi S, et al.
  • 雑誌名: Digestive diseases and sciences 巻: 57 号: 5 ページ: 1238-1246
  • DOI: 10.1007/s10620-011-1986-2
  • 査読あり
• [雑誌論文] Clinical trial of ghrelin synthesis administration for upper GI surgery. (2012)
  • 著者名/発表者名: Takiguchi S, et al.
  • 雑誌名: Methods Enzymol 巻: 514 ページ: 409-431
  • DOI: 10.1016/b978-0-12-381272-8.00026-x
  • 査読あり
• [学会発表] 腹腔鏡下袖状胃切除術における2型糖尿病改善効果とグレリンホルモン (2012)
  • 著者名/発表者名: 宮崎 安弘 他
  • 学会等名: 第67回 日本消化器外科学会総会
  • 年月日: 2012-07-20
• [学会発表] 腹腔鏡下袖状胃切除術とグレリン (2012)
  • 著者名/発表者名: 宮崎 安弘 他
  • 学会等名: 第30回 日本肥満症治療学会学術集会
  • 年月日: 2012-06-02
• [学会発表] 腹腔鏡下袖状胃切除術とグレリン
  • 著者名/発表者名: 宮崎 安弘
  • 学会等名: 第30回 日本肥満症治療学会学術集会
  • 発表場所: 東京
• [学会発表] 腹腔鏡下袖状胃切除術における２型糖尿病改善効果とグレリンホルモン
  • 著者名/発表者名: 宮崎 安弘
  • 学会等名: 第67回 日本消化器外科学会総会
  • 発表場所: 富山