研究課題
若手研究(B)
胆道閉鎖症の自己肝は肝硬変であり、長期生存率は低いとされているが、今回の研究で、胆道閉鎖症のテロメア長は肝硬変の進行に関わらず著明に短縮していることが明らかになった。したがって、胆道閉鎖症の自己肝の予備能は低く、将来の癌化や肝不全への進行が予測された。肝移植適応を迷う胆道閉鎖症においてテロメア長が短い場合、自己肝の予備力が低いことを反映しているため肝移植を考慮すべきであり、また、テロメア長は肝細胞の障害程度の客観的指標となりうると思われた。
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World J Surg
巻: 36 号: 4 ページ: 908-916
10.1007/s00268-012-1453-z
World Journal of Surgery
巻: 36 ページ: 908-916
http://www.ttaggg-rtgp.org/telomere/tissuefish.html#BAFISH