研究課題
若手研究(B)
細胞内におけるBAP1と結合するタンパク質の同定を行った。複数の細胞株を用意しFLAGタグ付きのBAP1タンパク質が発現するように遺伝子を導入した後に細胞がDNA損傷を起こすように薬剤又は放射線を照射し細胞を溶解しFLAG抗体にて免疫沈降を行い、プロテアーゼ処理をしてBAP1タンパク質に結合している相互作用因子をペプチド化した。このペプチドを2次元HPLCにて陽イオンカラムと逆相カラムを用いて分画してLC-MSにて分析を行った。51種類の相互作用因子を同定する事が出来た。本実験においてBAP1との相互作用因子としてヒストンシャペロン、クロマチンリモデリング関連のタンパク質が複数見つかった。
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