研究課題/領域番号 |
23791537
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
山田 眞一郎 徳島大学, 病院, 医員 (30579884)
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 膵 / 胆管合流異常 / adenoma-carcinoma sequence / 胆道癌 / 膵・胆管合流異常症 / 膵・胆管合流異常 / Dibutyltin chloride |
研究概要 |
膵・胆管合流異常は、膵液の逆流により炎症を中心とした病態を引き起こし、癌化に関与するとされるが、詳しいメカニズムは分かっていない。今回、ラットにDBTC(dibutyltin dichloride)を投与し膵・胆管合流異常モデルを作成することで、膵・胆管合流異常症における発癌メカニズムにつき解明することとした。DBTC8mg/kg単回投与により、胆汁うっ滞、胆管上皮の乳頭上増殖を認め、さらに胆管上皮の細胞増殖マーカーであるKi67の高発現やCOX2, HDACの発現上昇を確認したが、4週間後には乳頭状増殖は改善していた。DBTC頻回投与によりほぼすべてのラットが死亡するため長期的観察に難渋したが、現在マウスを用いた外科的モデル作成を試みている。
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