研究課題/領域番号 |
23791608
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
秦 暢宏 九州大学, 大学病院, 助教 (10596034)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 脳腫瘍 / 神経膠腫 / next-generation sequencing / LOH / IDH1 / IDH2 / glioma / glioblastoma / cancer stem cell / micro RNA / genome sequencer / chromosome 10 / 1p/19q LOH |
研究概要 |
摘出脳腫瘍標本における遺伝子変異解析:九州大学脳神経外科手術症例のうち、神経膠腫162例に対して、capillary sequencerを用いてIDH1/2変異解析および1p,19q 10, 17p のLOH解析を行い、臨床像や予後との関連を検討した。IDH1に変異を認めるprimary glioblastomaは特異的な臨床像を呈することが判明し、またgrade IIIのoligodendroglial tumorにおいては、IDH変異と1p/19q LOHの結果から臨床経過が明確に異なる3つのタイプに分類できることを示した。次世代シークエンサーを用いた脳腫瘍幹細胞における網羅的遺伝子変異解析:九州大学脳神経外科における摘出腫瘍から確立した、神経膠芽腫の腫瘍幹細胞株4例を対象に、TruSeq_Amplicon_Cancer_Panelを用いてアンプリコンPCRを行いillumina miSeq にてシークエンスを実施し、CLC Genomics WorkBenchを用いてマッピングおよび変異解析を行った
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