研究課題/領域番号 |
23791629
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
武内 章彦 金沢大学, 大学病院, 助教 (70512218)
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連携研究者 |
山本 靖彦 金沢大学, 医学系, 准教授 (20313637)
棟居 聖一 金沢大学, 医学系, 助教 (10399040)
原島 愛 金沢大学, 脳・肝インターフェースメディシン研究センター, 助教 (50705522)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 骨・軟部腫瘍学 / 骨肉腫 / 幹細胞 / 糖化蛋白受容体 |
研究概要 |
骨肉腫の培養細胞に、後期糖化産物受容体(Receptor for advanced glycation end-products: RAGE)を強制発現させると幹細胞マーカーであるCD133、CD24の発現が亢進し、腫瘍塊形成能が高く、また抗がん剤に対する薬剤耐性能も高くなることが示された。手術切除標本におけるCD133の発現は、有意な予後不良因子であった。さらに網羅的遺伝子解析により、RAGE遺伝子導入により細胞周期、細胞分裂に関わる分子が発現誘導されることが判明した。今回の研究成果から、RAGEが骨肉腫においてがん幹細胞マーカーの発現に関与し、がん幹細胞の性質を生み出す可能性が示唆された。
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