研究課題/領域番号 |
23791632
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
宮崎 剛 福井大学, 医学部附属病院, 助教 (80324169)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 骨 / 軟骨代謝学 / 幹細胞 / 軟骨再生 / 変形性関節症 |
研究概要 |
本研究では、OA 自然発症モデルであるハートレー系 guinea pig を用いて骨髄幹細胞(MSCs)を有効に局所に定着させることと、軟骨再生に寄与していることを評価した。 Carboxyfluorescein diacetate succinimidyl ester (CFDA-SE)にてラベリングしたヒト BMSc を培養し、PBS と HAに混濁した。その混濁液を 7 ヵ月齢のハートレー系 guinea pig の膝関節に注入し、注入後 1,3,5週で膝関節を摘出し蛍光顕微鏡にて評価、5 週においては組織学的評価、免疫組織学的評価も合わせて行った。コントロール群では同週齢のハートレー系 guinea pig に PBS と HA を単独で注入した。その結果 5 週齢に HA と MSCs を注入した群において軟骨再生が見られ、また MSCsが関節軟骨表面だけでなく軟骨深部へと移動しており、軟骨細胞へと分化、typeII collagenをその細胞周囲で産生していることがわかった。
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