血管外科患者における塩酸ランジオロールの薬物動態研究

• 研究課題/領域番号: 23791680
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 麻酔・蘇生学
• 研究機関: 旭川医科大学
• 研究代表者: 國澤 卓之 旭川医科大学, 医学部, 准教授 (40339031)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2012
• 研究課題ステータス: 完了 (2012年度)
• 配分額: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2012年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円); 2011年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
• キーワード: 麻酔学

研究概要

健常人から得られたパラメータを用いた予測血中濃度と実測値の大きな解離を認めなかった。血管外科患者における薬物動態パラメータは、健常人と大きな違いは無かった。ハイリスク患者におけるランジオロールの感受性の高さは、薬物動態よりも薬力学に寄与するところが多いと考えられた。

研究成果

• [学会発表] 塩酸ランジオロールの用手的TCI投与を利用して麻酔導入を行った三症例の検討 (2013)
  • 著者名/発表者名: 勝見 紀文、国沢 卓之、呉 健太、三浦尚友、下岡 真衣、松本 英樹、藤本 一弘
  • 学会等名: 第13回 北海道周術期管理研究会
  • 発表場所: 札幌市
  • 年月日: 2013-02-16
• [学会発表] 僧帽弁形成後SAMにランジオロールが有効であった症例の検討 (2013)
  • 著者名/発表者名: 松本 恵
  • 学会等名: 第7回北北海道急性臓器障害研究会
  • 発表場所: 旭川市
• [学会発表] 薬物動態を意識したランジオロール塩酸塩投与 (2012)
  • 著者名/発表者名: 国沢 卓之
  • 学会等名: 日本臨床麻酔学会第32回大会
  • 発表場所: 郡山市(招待講演)
  • 年月日: 2012-11-02
• [学会発表] 僧帽弁形成後SAMにランジオロールが有効であった症例の検討 ～SAMの予測因子、ランジオロールの予測血中濃度～ (2012)
  • 著者名/発表者名: 松本 恵、飯田 高史、吉村 学、国沢 卓之、遠山 裕樹、神田 浩嗣、黒沢 温、高畑 治、岩崎 寛
  • 学会等名: 第7回北北海道急性臓器障害研究会
  • 発表場所: 旭川市
  • 年月日: 2012-04-27
• [学会発表] 薬物動態を意識した、塩酸ランジオロール投与 (2012)
  • 著者名/発表者名: 国沢 卓之
  • 学会等名: 第12回麻酔科学ウインターセミナー
  • 発表場所: ニセコ(招待講演)
  • 年月日: 2012-02-11
• [学会発表] 薬物動態を意識した (2012)
  • 著者名/発表者名: 國澤卓之
  • 学会等名: 日本臨床麻酔学会第32回大会
  • 発表場所: 郡山市
  • 招待講演
• [学会発表] 薬物動態を意識識した，塩酸ランジオロール投与 (2012)
  • 著者名/発表者名: 国沢卓之
  • 学会等名: 麻酔科学ウインターセミナー(招待講演)
  • 発表場所: ニセコ町
• [図書] 超短時間作用型β1アドレナリン受容体遮断薬ランジオロールの薬物動態:For Professional Anesthesiologists 心血管作動薬 Cardiovascular Drugs (2013)
  • 著者名/発表者名: 笹川 智貴、国沢 卓之、岩崎 寛
  • 出版者: 土田 英昭編.克誠堂出版