研究課題
若手研究(B)
遺伝子組み換えヒトインスリン(ヒューマリンR注100単位/mL)とブドウ糖液を用いてウサギの血糖値を調節し、シバリング閾値温度(Shivering Threshold : ST)の変化を比較検討したところ、ウサギにおいて、高血糖はSTを上昇させ、低血糖はSTを低下させた。グルコース負荷による一過性の高血糖状態がサイトカインの産生を促進させPGE2の産生を促進し体温のセットポイントを上昇させシバリング閾値温度を上昇させたのではないかと推察された。また、低血糖状態が体温調節ニューロンの活動を調節し、シバリング閾値温度を低下させたものと推測された。
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http://y-anesth.jp/research/temperature/