グルタレドキシンの酸化還元制御と心筋細胞における抗アポトーシス効果の解析

研究課題

研究課題/領域番号	23791715
研究種目	若手研究(B)
配分区分	基金
研究分野	麻酔・蘇生学
研究機関	長崎大学
研究代表者	稲冨千亜紀長崎大学, 大学病院, 助教 (20508444)
研究期間 (年度)	2011 – 2013
研究課題ステータス	完了 (2013年度)
配分額 *注記	4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円) 2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円) 2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円) 2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード	酸化ストレス / 心筋保護 / 循環器・高血圧
研究概要	glutaredoxin (GRX)は生体においてタンパク質のシステイン基を酸化ストレスから保護することが知られている。ラット心筋細胞H9c2のglutaredoxin 1(GRX1)過剰発現細胞(H9c2-GRX)ではコントロール細胞(H9c2-control)と比較してNO刺激によるアポトーシスとGAPDHの酵素活性低下が抑制され、さらにGAPDHの核移行とGAPDHのS-ニトロシル化が抑制されていた。以上よりGRX1がNOによるGAPDHのシステイン残基のS-ニトロシル化を抑制し酸化還元状態を制御することやGAPDHの核移行を抑制することでアポトーシスを抑制している可能性が示唆された。

報告書

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