研究課題
若手研究(B)
マイクロRNA (miRNA)は数多くの遺伝子発現制御に関与しており、。我々はこれまでに前立腺癌の進展に関与する可能性の高いmiRNA群を同定してきた。本研究ではその中から、miR-30dに注目し、miR-30dが前立腺癌細胞及び前立腺癌組織で高く発現していることを明らかとした。また、miR-30dが高く発現している前立腺癌ほど再発までの期間が短いことから、miR-30dが前立腺癌再発の診断マーカーとなりうることを明らかとした。その標的分子としてはSOCS1を同定し、miR-30dによるSOCS1の発現制御が前立腺癌の進展に大きくかかわっていることを明らかとした。
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10030242512