研究課題/領域番号 |
23791833
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
近藤 英治 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (10544950)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 妊娠高血圧腎症 / 酸化LDL / 酸化LDL受容体LOX-1 / 脂質代謝 / 酸化ストレス / Nrf2 / 妊娠高血圧症候群 / 胎児発育不全 / 重症胎児発育不全 / 胎児予備能 / 胎盤 / LOX-1 |
研究概要 |
妊娠高血圧腎症(PE)の病態には胎盤における酸化ストレスが関与していると推測されている。母体血中では脂質が増加しており、酸化LDLも高値である。我々は、酸化LDLとその受容体LOX-1に着目し、胎盤における脂質代謝異常とPEの病態の関係を検討し、次のことを明らかにした。 PEの胎盤においては低酸素環境のため、酸化LDLのスカベンジャー受容体であるLOX-1の発現が低下することにより、酸化LDLの絨毛細胞内への取り込みが低下し、母体血中で酸化脂質が増加する。またNrf2の活性が抑制され、その標的遺伝子である抗酸化ストレス酵素HO-1の発現も低下し、PE胎盤ではより酸化ストレスが増大する。
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