研究課題
若手研究(B)
卵巣明細胞腺癌における新規癌抑制遺伝子ARID1Aの、遺伝子増幅の頻度、臨床病理学的因子との関連、予後、抗癌剤感受性について検討した。ARID1Aの遺伝子変異は高頻度(57%)に認められ、ARID1A発現消失は臨床進行期III、IV期、腫瘍マーカーCA125値の高値と有意に正の相関を認めた。ARID1A発現消失は無増悪生存率の低下と有意に相関したが、全生存率との有意な相関はみられなかった。またARID1Aの発現消失は有意に化学療法抵抗性と相関した(P=0.04)。以上のことからARID1Aの発現消失は卵巣癌明細胞腺癌の早期再発、抗癌剤耐性に関連し、有力なバイオマーカーとなり得ると考えられた。
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