研究課題/領域番号 |
23791901
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
大崎 康宏 香川大学, 医学部附属病院, 助教 (30437321)
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研究期間 (年度) |
2011
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研究課題ステータス |
中途終了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 人工内耳 / NIRS / 脳科学 / 小児難聴 |
研究概要 |
1.NIRS検査系の作成 普段、香川大学医学部附属病院内に設置されているNIRS装置では成人のNIRS検査を行っているため、小児患者にも対応できる測定系を作成した。市販の3cm間隔のプローブ台を使用し、小児の頭部曲率に併せたプローブ台の固定方法を検討した。また、より低年齢の小児に対応するため、2cm間隔のプローブ台も自作した。プローブ装着は縦方向3行・横方向3列の3x3マトリクスとし、合計12箇所(12チャンネル)の脳血流変化を測定、プローブ装着部位は脳波の10-20法を元に決定することとした。なお、当院では成人・小児へのNIRS装置の使用について倫理委員会からの承認を得ている。 続いて、検査室内のスピーカーや人工内耳を介して提示する音声(純音の断続音、会話音声、環境音)、および液晶モニターを使用して視覚提示するビデオ映像および静止画を作成した。NIRS検査では音刺激あり・なしを反復するため、音提示の場合は20秒間音提示したあと20秒間無音となり、視覚提示の場合は20秒間映像が動いた後20秒間静止画となる刺激系とした。 2.NIRS検査の実施・習熟 実際に小児での検査を始める前に、成人健常者に対してNIRS検査を行った。音刺激を用いて側頭部の聴覚野に対する測定を行い、MATLAB等を用いた解析ソフトでのデータ解析を行った。当院で通常施行している成人のNIRS検査では前頭部を測定しているのに対して、側頭部(聴覚野)や後頭部(視覚野)を測定する際には毛髪などの影響を受けやすく、本研究時に必要な測定上のノウハウを蓄積した。
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