研究課題
若手研究(B)
チャネルロドプシン(ChR2)遺伝子導入後のRCSラットは視覚誘発電位が回復し、神経節細胞の機能が保持されていることが確認出来た。また、免疫組織学的評価により、ChR2は、神経節細胞の二次変性抑制にも効果的であると考えられた。そこで、マイクロアレイによる解析を行った結果、イオンチャネルに関連する遺伝子群、シグナル伝達に関与する遺伝子群が有意に減少していたことより、ChR2が網膜内で光活性化イオンチャネルとして機能することによって、イオンチャネルおよびシグナル伝達に関する遺伝子の発現が減少したものと考えられた。
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