研究課題/領域番号 |
23791994
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
井上 俊洋 熊本大学, 医学部附属病院, 講師 (00317025)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 緑内障 / 線維柱帯 / 酸化ストレス / 圧感受性 / 細胞骨格 / 房水 / 線維柱体 / シュレム管内皮 |
研究概要 |
培養細胞に静水圧をかける装置を試作したが、コントロール条件においても細胞の形態変化をみとめ、解析可能な結果が得られなかった。線維柱帯細胞をY-27632で処理後のマイクロアレイおよびGene ontology解析の結果、抗酸化機能関連の5遺伝子の発現が上昇し、うちCatalaseはリアルタイムRT-PCRでも確認された。過酸化水素刺激下にて線維柱帯細胞をY-27632で前処理するとWST-8 assayによるシグナルは高値、DCFDA試薬のシグナルは低値となった。以上より、ROCK阻害薬は線維柱帯細胞内の抗酸化作用物質の発現を誘導し、酸化ストレスによる細胞死を抑制する可能性が示唆された。
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