研究課題
若手研究(B)
真皮細胞外マトリックスに豊富に存在するデルマトポンチン(DP)はフィブロネクチン(Fn)と相互作用し Fn を活性化し、Fn の細胞接着を増強することで創傷治癒を促進すると思われる。DP は Fn が安定化して存在するための分子内相互作用を抑制することでFn の高次構造を変化させ、Fn の細線維形成に必要な分子間相互作用を増強することで、Fn の活性化を促進していると考えた。 Fn は血管内皮細胞増殖因子と相互作用するが、DP はその相互作用を増強したため、DP・Fn・細胞増殖因子を用いた創傷治療法の可能性を考えた。
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Aesthetic Dermatology
巻: 21(4) ページ: 303-317
The Journal of Biological Chemistry
巻: 286(17) ページ: 14861-14869